これからキャバクラで働いてみたい方や、他店へ移籍を考える現役キャバ嬢の女の子にとって気になるのが安キャバではないでしょうか。
近年、多くの繁華街で賑わいを見せる安キャバで働いてみたいと考える女の子が増えていますが、実際に働いてみて「思っていたのと何だか違う…」と不満を抱くことも少なくありません。
本記事では、安キャバのサービス内容や料金、働くメリット・デメリットをまとめてみました。
安キャバとは?
安キャバとは、一般的にはセット料金が割安に設定されているキャバクラを指します。
安い料金で女の子とお酒を楽しめるお店として一見魅力的に見えますが、お客様はもちろん、女の子にとっても落とし穴があります。
以下で、安キャバと通常のキャバクラの違いについて解説します。
安キャバの料金設定
安キャバの料金決定の相場は以下の通りです。
- セット料金:1SET(60分が目安) 3,000円〜5,000円
- 指名料金:3,000円〜5,000円
- 同伴料金:3,000円〜5,000円/回
- 延長料金:5,000円〜7,000円/30分
- 女の子のドリンク:2,000円〜/1杯
安キャバで売上を出すためには、どれだけお客様に延長してもらうかという点がポイントになるため、通常のキャバクラと比較して延長料金が割高になる傾向があります。
お店によっては自動延長制度が設けられることもあるため、お会計の際に思いもよらない高額な料金が請求されることも。
また、女の子のドリンク代が1杯2,000円〜と高額に設定されることも多く、仮に1SET(60分)3,000円〜で飲み放題と謳っていたとしてもお会計が高額になることも珍しくありません。
割安なセット料金でお客様を引き寄せ、延長料金や女の子のドリンクなどで利益を出すというのが安キャバのビジネスモデルです。
安キャバのサービス内容
安キャバのサービス内容は、以下の通りです。
- お客様と楽しく会話する
- お客様とのお酒を楽しむ
- お客様との同伴出勤やアフターをこなす
通常のキャバクラで行われるお仕事内容とほとんど同じサービスを提供しており、両者に大きな違いはありません。
安キャバの働くメリット
通常のキャバクラと比較して安キャバで働くことには一体どの様なメリットがあるのでしょうか。
ここでは、以下の2点について解説します。
採用ハードルが低め
安キャバは、通常のキャバクラと比べてお給料が低く外見的要素もそこまで求められないため、採用ハードルが低めです。
明るく元気で20代前半くらいの若い女性であればナイトワーク未経験者であっても即採用となることもあります。
採用ハードルが低いため、最初は安キャバでナイトワーク経験を積み、その後に通常のキャバクラへとステップアップする女の子も少なくありません。
ナイトワークの世界を見てみたい、キャバ嬢としての経験を積んでみたいという女の子にとっては選択の余地があります。
キャバクラよりも求められる接客力が低め
安キャバでは、通常のキャバクラよりも求められる接客力が低くなる傾向にあります。
通常のキャバクラよりも料金設定が安いため、比較的カジュアルな接客でお店もお客様も許してくれることがほとんどです。
堅苦しい接客が苦手な場合や、肩肘を張らずに接客をこなしたいという女の子であれば自然体で活躍できることも魅力のひとつです。
安キャバで働くデメリット
通常のキャバクラよりも採用ハードルや求められる接客能力が低く、ナイトワーク未経験者でも即戦力として活躍できるのが安キャバのメリットです。
では、安キャバで働くデメリットには一体どの様なものが挙げられるのでしょうか。
お給料が低い
安キャバは、低単価のお客様を中心にいかにお金を使っていただくかということにスポットを当てて営業しています。
そのため、高級店と比較すればお給料も低くなる傾向があり、頑張ったのに思ったような金額を稼げないということも珍しくありません。
ただし、安キャバであってもドリンクバックや指名バックをはじめとしたインセンティブを稼ぐことでお給料や時給アップを見込むことはできます。
努力次第で大きく稼げるという点では通常のキャバクラと同様ですね。
接客力が身に付きにくい
安キャバでは、カジュアルな接客でもお店やお客様は受け入れてくれます。
一方で、通常のキャバクラで通用する接客力やマナーなどが身に付きにくく、これから他店へとステップアップしたいと考える女の子にとっては大きな障壁となることも。
また、価格設定が低い分、輩系やガラの悪いお客様が多くお店へとやって来ることも事実です。
良かれと思ってした接客が大きなトラブルを招くこともあるため、キャバ嬢としてきちんとした接客を学びたい場合や、客層の良いお店で働きたいと考える女の子には安キャバは適しません。
まとめ
安キャバは、ナイトワーク未経験者や初心者の女の子にとってはキャバクラの世界を体験するための貴重な場となります。
煌びやかな夜の世界を見てみたいという女の子には、安キャバでの勤務も選択の余地はあります。
一方で、安キャバには、客層の悪さや給与面の安さ、精神的なストレスをはじめ、通常のキャバクラで働く以上に過酷な環境が待ち受けていることを理解しなければなりません。
どうしても安キャバで働いてみたい女の子は、メリットとデメリットを比較した上で働くことを検討してみてはいかがでしょうか。